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December 13, 2012

「インターフェース」と「革新」

新卒で最初についた仕事は研究所で材料の化学分析だった。富士通という電機の製造メーカーで最も入口の材料分野での仕事。白衣を着て、金属やセラミックスのかけらや、どこかで採取してきた水(液体)やらガスやら分析していた。その後、表面分析分野に移ったが、それでも相手はやっぱり材料。取り扱うのは、シリコンやGaAsのウエハやら、薄膜やら。


その頃は、「インターフェース」といえば、「界面」のこと。シリコンとシリコンオキサイドの分子レベルでの界面の状態を調査したり、そんな日々だった。


時がたって、いろいろ経て、こともあろうに、最も入口にいた私が最も出口のシステム部門に移った。ここでは「インターフェース」は「接点」といっていいんだろうか、ユーザーやたシステムとシステムのつなぎ目のこと。同じ会社なのに、同じ言葉が全く違う意味で使われていた。違っていたのは言語だけではなかった。文化も違う全くの異国に大変とまどった。


同じ言葉が全く違う意味をもつことはよくある。


「や、それ全然ちゃうよ」と思うのが、「革新」という言葉。政治の世界では革新というにはリベラル?というのか社会主義というのか、日本で最も老舗の政党が結党以来その党是も変わることない。かたやビジネスの世界で「革新」というのはイノベーション、新しく置き換えられてゆくものに「革新」という言葉が当てられる。
文脈で判断しないと全く意味が違う。日本語の奥深さというのかいい加減さというのか。

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